あなたの事業所は大丈夫?非常時の備えを無駄にしないために。

こんにちは!
介護系社長のお抱え秘書・なぎプラ代表のそうみです。

先日、地域の大きめの公園で○○フェスタ的なお祭りがありまして、子どもを連れて行ってきたのですが、行政や警察、消防、自衛隊なんかもブースを出していまして、そこで防災について子どもと一緒に考えるための絵本や冊子をいくつかいただきました。
なんと、あの『うんこドリル』の防災版もあるのですね~。
川崎市が発行した『ダイジシーンからのおねがい』という絵本は、我が家の3歳児も気に入ったようで2回連続で読まされました。笑

 

さて、今日はそんな防災についての記事のピックアップです♪

 

【いざというときに機能しない可能性が15%も?!記事はこちら】

個人的にはこの記事自体がちょっと分かりづらくて、何回も読み直してしまいました、、、

・非常用自家発電の整備をせっかく補助金等で進めているが、耐震化整備が不充分だと適切に機能しない可能性がある
・調査した結果、耐震化整備が不充分な施設が15%あることが分かった

という内容で合ってますよね?汗
(間違ってたら、恥ずかしいから教えてくださいー)

たぶん、私がシロウトすぎて、【非常用発電設備】の話をしていたはずなのに急に【耐震化整備】の話にすり替わってて、

【非常用発電設備】が適切に機能しない可能性がある施設が15%なのか、

耐震化整備が整っていない施設が15%なのか???

この辺がややこしいんだと思いました。

結論としては、

せっかく補助金使って非常用発電設備を整備しても、耐震化整備もきちんとできていないといざというときに使い物にならないかもしれないから、気をつけてねー!

ということだとは思うのですが。

【耐震化整備】というと、昭和56年6月より前の【旧耐震基準】で建てられた建物を利用している施設が、地震等により損壊・破損することを防ぐ、という認識でいるのですが、【非常用発電設備】と【耐震化整備】が結びつかなかったのですね。

ちゃんと最後の方には、
『耐震設計指針で求められる方法で固定されていなかったり、固定されていても強度が不明だったりした。』
と書かれているので、【非常用発電設備】自体が地震等で壊れちゃうと意味ないよー!ってことだと思うのですが。

で、東京消防庁のガイドライン

こちらを読んでみると(文系脳なのでほぼ理解できませんが・・・)

非常用発電設備を設置するには【危険物配管】を行うことが必要であり、この【危険物配管】が地震等により損傷してしまうと適切に機能しない可能性が高い。

ということなのだと、私なりに理解しました。

つまり、建物自体の耐震化整備の話というよりは(もちろんそれも大前提でしょうが)、配管設備もきちんと耐震措置を取らないとだめですよーというお話だったのですね。

実際有事のときのために手間ひまとお金かけて整備した非常用発電設備が、地震で使えなくなっては元も子もないですよね・・・

今回は非常用発電設備がメインのお話ですが、それ以上に建物の耐震化整備やブロック塀等の改修はまだまだ対象施設も多く、まずは防災・減災が第一です。

目先の損害保険とかばかりにとらわれてしまう方がいらっしゃいますが、まずは根本的な課題を見える化して、できる限り事故等が起こらないための対策をした上で、それでも起こってしまったときのことを考えたいものです。
コンサルとおなじですねー!

それでは、また。